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OneCNCはレーシングファクトリーのまさに即戦力
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東京都板橋区は閑静な住宅街のマンションの一階にバイクパーツ、メンテナンスの店“ガレージサム”はあります。
派手な看板もなく、店頭に商品が並んでいるわけではなく、窓から見えるカスタムバイクと僅かなパーツがそれらしき店とわかるくらいの質素なたたずまいを見せています。
ただ、その中身は最新の高速マシニングセンターや3DCAD/CAMを有した高いパフォーマンスを誇るファクトリーです。
お店のご主人、木下治さんは主にオートバイの整備・修理をはじめ、板金、塗装までオールマイティにこなすプロフェッショナルで、レースの世界ではまさに困った時の駆け込み寺といった存在です。
OneCNCとのお付き合いは、2007年はじめにOneCNC XR2をご導入いただいてから3年になります。今回は少し遡って導入当時のこと、XR2からXR3にグレードアップした際のご感想、そしてご自身のお仕事について伺いました。 |
確か マシニングやCAD/CAMについては初めてのご導入でしたね。
どれくらいの期間で加工のためのNC出力が実行できましたか?

木下氏:マシニングとほとんど同時にソフトも導入した訳ですが、どちらも独学で勉強しました。そして、このソフトを購入した翌日からNCを出力して加工していました。
OneCNCは、この部分が特徴あるソフトだと思います。
講習も受けず、マニュアルもサラッと読んだだけです。あとは試行錯誤しながらで、ものにすることができました。
最初はNCに不慣れなこともあってポストプロセッサの作成には若干時間がかかりましたが、それもサンプルのポストを参考に問題なくできました。

最近、中小のバイクパーツショップさんが自社製品をネット販売されているのをよく見かけるのですが、木下さんのお店でもネット販売をやってらっしゃるようですね。
木下氏:ホームページ上に写真を載せていますが、それほど力を入れてやっているわけではありません。仕事的にはバイクのメンテナンスが主流なんで、その修理部品、カスタムパーツ作成でマシニングは稼動していることが多いです。この世界ではワンオフパーツと呼ばれるものです。
ただ一部、人気があって要望の多いものをホームページに載せています。
修理・メンテナンスということは図面もなく、納期もないということもありますよね。
木下氏:そうですね。大体、現物を持ってこられます。そこから図面を起こして加工というわけです。この面でもOneCNCは2D加工形状を作成する上で役立っています。
納期については「来週のレースに間に合わせたい」なんて依頼もありますから。
その時は「見てみるから、その部品(破損したもの)置いていって」というんですが、物を受け取った限り、やってしまわないとだめですからね。
そういった場合にも2DでCAD作画するのですが、この使い勝手が良いことは非常に重要です。それとユーザーインターフェースがわかり易かったのは本当に助かりました。CADの作図って一つの形状を描くのも色々な描き方があるじゃないですか、それらをマニュアルなしでも試せたというのは大きかった。
XR2からXR3にグレードアップされた際の感想をお聞かせください。
木下氏:色々ありますが、一番助かっているのは定義済みの加工工程を選択すると加工パスの仮表示が形状に重ねて出てくることです。
私はレイヤと工程を細かく分けて使用することが多いのですが、XR3になって加工パスの仮表示ができるようになり、一目でどの工程を修正すればよいか判るようになりました。バイクの部品は3D形状よりも2.5D形状が多いので工程を細かく分けることが多いんですよ。
もちろんHSMも役立っています。工具の負荷が安定しているので、送りを早くできる。
そして工具にやさしい、これは大きいですね。加工中に機械から離れても、心配なく他の作業をやってられますしね。
3Dモデリングからの加工も一部ですが、やっています。
モデリングについては作業的につきっきりでやる必要があると思いますが、それだけが仕事ではないため、ついつい2Dでやれるところは2Dで済ませてしまいます。
2Dだったらぱっぱっぱーと出来ますしね(笑)。
でも、3Dモデルからの加工がどうしても必要なところってあるじゃないですか。
いくつか3DCADは見たことがあるのですが、OneCNCの3DCAD部分は他のCADと比べて格段にとっつきやすい。おかげで、そんな場合もなんとかやっています。
例えばこのキャリパーサポート(右写真)はOneCNCで一から3Dモデリングして加工したものです。
最後に今後の展開などお聞かせ願えますか?
木下氏:基本的にオートバイのメンテナンスと修理・カスタムパーツ作りは変わらないと思います。 その上で納得できる仕事がしたいですね。
いい仕事をして、お客さんに喜んでもらえることが一番大事なことです。
3DCADからの加工はこれから増やして行きたいですね。メーカーさんにはモデリングの参考になる資料なんかをもっと増やしてほしいと思っています。
取材を終えて
木下さんのお話を伺って、まずなにより好きな世界で好きな仕事をやれているという充実感を感じました。
それから、木下さんはご自身の事を“なんでも屋”と自嘲気味に言われてましたが、そこには何でも一流にできるという自負と誇りが垣間見え、レースの世界でも本当に頼りにされている姿が目に浮かびます。 そしてその陰でOneCNCがお役に立っていることを嬉しく感じました。
▼ユーザープロフィール
■社名:ガレージサム
■代表者: 木下 治
■所在地: 東京都板橋区上板橋2-38-9
■TEL :03-3932-0755
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【事業内容】 ・ オートバイ修理、カスタム、販売
・ 部品加工、部品製作
・ オリジナルブランドパーツ製作販売
【導入製品】
OneCNC XR3 Mill Professional
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